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オンライン服薬指導の料金-保険が使える部分と配送料の目安を解説

オンライン服薬指導の料金-保険が使える部分と配送料の目安を解説

オンライン服薬指導

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2026.08.23

    オンライン服薬指導の料金-保険が使える部分と配送料の目安を解説

    オンライン服薬指導の料金は、保険が使える部分と、使えない部分に分かれます。 薬代と、調剤や服薬指導にかかる料金は保険の対象です。

    配送料とシステム利用料は、保険の対象外です。 配送料は数百円程度が目安で、全額を自分で負担します。

    この記事では、費用の内訳、対面との違い、支払い方法を説明します。

    料金の内訳

    オンライン服薬指導で支払うお金は、大きく3つに分かれます。

    • 医療機関に支払う診察料など

    • 薬局に支払う薬代と、調剤や服薬指導にかかる料金

    • オンラインだけにかかる配送料やシステム利用料

    医療機関の費用は、対面で受診したときと同じように発生します。 オンライン診療を受けた場合も、診察料などがかかります。

    薬局に支払うのは、薬そのものの代金と、調剤や服薬指導に関する料金です。 金額は、薬の種類、日数、処方の内容によって毎回変わります。

    申し込んだ時点では、合計額が確定していないことがあります。 薬剤師が処方の内容を確認してから調剤するためです。 おおよその金額を知りたいときは、申し込む前に聞いてみてください。 ただし、その薬局を初めて使う場合は、保険証の確認から始まります。 すぐには答えられず、時間がかかることもあります。

    保険が使える部分と、使えない部分

    保険が使えるのは、薬代と、調剤や服薬指導にかかる料金です。 加入している健康保険の自己負担割合に応じて支払います。

    保険が使えないのは、配送料とシステム利用料です。 決済手数料がかかる薬局もあります。 これらは全額を自分で負担します。

    薬局でよく聞かれるのが、オンラインなら服薬指導の料金は無料か、という質問です。 オンラインでも、薬剤師が説明を行えば、対面と同じように料金がかかります。

    配送料の目安

    配送料は薬局が決めるため、一律ではありません。 数百円程度に設定している薬局が多くあります。

    冷蔵で運ぶ薬や、速達を使う場合は、これより高くなることがあります。 店舗で受け取る場合は、配送料はかかりません。

    同じ住所に届く家族の薬を、1回にまとめられる場合もあります。 まとめられれば配送料は1回分で済むため、薬局に聞いてみてください。

    薬局に在庫がなく、後日の郵送になることもあります。 薬局側の事情による送付では、費用を薬局が負担してよいとされています。 (厚生労働省「経済上の利益の提供による誘引の禁止について(第1項関係)」令和8年6月23日事務連絡)

    対面より高くなるのか

    一概には言えません。 保険が使える部分は対面と同じ考え方で計算され、そこに配送料が加わるためです。

    ただし、薬局へ行くための交通費はかかりません。 移動の時間や、薬ができるまで待つ時間も減らせます。

    往復のバス代や駐車場代と、配送料を比べて考えると判断しやすくなります。 薬局が近い方は、店舗で受け取る方法を選ぶこともできます。

    処方された日数によっても、感じ方が変わります。 30日分をまとめて受け取る場合と、14日分ごとの場合では、配送の回数が違います。 定期的に同じ薬を使っている方は、1か月あたりで比べると分かりやすくなります。

    支払い方法とタイミング

    支払い方法は薬局によって違います。 代金引換、銀行振込、クレジットカード決済、電子決済などが使えます。 (厚生労働省「オンライン服薬指導の実施要領について」令和4年9月30日付け薬生発0930第1号)

    薬局は、支払い方法を掲示やホームページで事前に知らせることになっています。 予約する前に、薬局のサイトで確認できます。

    支払うタイミングも薬局によって違います。 説明のあとに支払う場合と、薬を受け取るときに支払う場合があります。 代金引換を選ぶ場合は、別に手数料がかかることがあります。

    申し込みから薬が届くまでの流れは、オンライン服薬指導の受け方で説明しています。

    ポイントやキャッシュバックについて

    保険の調剤の支払いでは、ポイントを多く付けることが認められていません。 クレジットカードなどで付くポイントも、一部負担金の1パーセントが目安とされています。 (厚生労働省「経済上の利益の提供による誘引の禁止について(第1項関係)」令和8年6月23日事務連絡)

    処方箋を受け付けるサイトの中には、キャッシュバックをうたうものがあります。 こうしたキャッシュバックを宣伝する薬局は、指導の対象になると示されています。

    ポイントやキャッシュバックの多さで薬局を選ぶ必要はない、と考えています。 薬のことを相談しやすいかどうかで選ぶほうが、長く使いやすくなります。

    公費や助成を使っている場合

    子ども医療費助成やひとり親家庭への助成を使っている方は、注意が必要です。 保険が使える部分は助成の対象になりますが、配送料は対象外になる場合があります。

    窓口での負担がない助成を使っている方でも、配送料は請求されることがあります。

    取り扱いは自治体や薬局によって違います。 使っている制度の名前を伝えて、予約の前に確認してください。

    医療費控除の対象になるかは、費用の内容によって変わります。 領収書と明細書は保管しておいてください。

    費用で困ったときの相談先

    明細に分からない項目があるときは、薬局に聞けば内訳を説明してもらえます。 金額が予想と違うときも、そのままにせず薬局へ連絡してください。

    費用の設定は薬局によって違います。 かかりつけの薬局がある方は、保険適用後の負担額と保険外の費用を分けて聞いてください。 かかりつけの薬局がない方は、対応している薬局を探し、予約の前に同じ点を確認してください。

    この記事の著者

    福井 匠|薬剤師

    調剤薬局のエリアマネージャーとして複数店舗を担当しながら、現在も調剤の現場に従事しています。
    また、薬局に特化したホームページ制作「PHARMA STUDIO」も手がけ、現場とインターネットの両方から薬局に関わっています。